日本最高クラスの大文豪芥川龍之介。35歳で自殺してしまった芥川龍之介ですが、この遺伝子というのは残っていないのか? 果たしてその子孫はいるのかいないのか、いたとしたら今何をしているか? もしかして作家になってたりしないのかしら? と、気になりませんか?
私も気になったので相当これは下世話だなと思いつつ、ちょっと調べてみました。
芥川龍之介の子供
芥川龍之介には、妻である塚本文との間に、三人の息子がおります。
長男 芥川比呂志(あくたがわひろし)
芥川龍之介の友人である菊池寛(きくちかん)の寛の字を、ひろしと読んで、万葉仮名にして名づけたとされる。俳優であり、演出家。数々の映画やドラマに出演し、文学座にもいたり、「演劇集団 円」を立ち上げたりと、マジの俳優である。また、「劇団四季」の名付け親でもある。
芥川比呂志さんは1981年に61歳で亡くなられています。ちなみに結婚されており、奥さんは芥川龍之介の下のお姉さんのヒサさんの長女、芥川瑠璃子さんです。従妹とご結婚されているんですね。
この二人の間に芥川耿子(てるこ)さんという、芥川龍之介から見るとお孫さんにあたる方は詩人になられています。 耿子さんが三女だそうですので、長女と次女もいらっしゃるのでしょう。また、この芥川耿子さんには一男一女お子さんがいらっしゃるそうです。なので、芥川龍之介のひ孫というのがどこかにいるわけですね。
次男 芥川多加志(あくたがわたかし)
最も文学的才能があったと言われていた次男坊さん。東京外国語学校仏語部に在学中、第二次世界大戦により招集され、1945年に23歳でビルマにおいて戦死されています。
三男 芥川也寸志(あくたがたやすし)
三男坊。こちらは、長男に続いて今度はガチの作曲家、指揮者。結婚を三回されており、二度目の結婚相手は女優の草笛光子さん。最初の奥さんとの間にお子さんがおり、芥川麻実子さんという方なのですが、この方は司会業や交通評論家などされています。
まとめ
ということで、芥川龍之介の子孫は結構いるし、皆結構活躍してるということでした。才能というのは遺伝するものなのでしょうかね、なかなかすごい一家でした。
最後に下世話ついでに……芥川龍之介は秀しげ子という女性歌人と不倫関係にあり、と言ってもすぐに別れたんですが、その秀しげ子にできた子どもが芥川龍之介に似てると半ストーカー化したらしいのですが……。もしかしたら芥川龍之介の隠し子なんてのもいるかもしれませんね。