芥川龍之介について

1892年3月1日生まれ。本名、まさかの同じ。カッコいい名前。出身地は東京は京橋区(現中央区)。白樺派とか何派みたいな派閥でいうと、新思潮派に分類される。

日本屈指の大文豪。大正時代に活躍した、日本で最も有名な作家のひとり。恐るべき天才。デビュー作は『羅生門』とされており、代表作としては、初期は『地獄変』や『』、『芋粥』、など『宇治拾遺物語』等の古典をベースにした小説を書き、後期は『河童』や『歯車』『或阿呆の一生』など「ぼんやりとした不安」に関する作品が多い。とにかく大量の傑作を遺した男。

特に初期は古文のような文体。ほとんどの小説が短編作品。『鼻』あたりで夏目漱石に絶賛され、流行作家となった。芸術至上主義者で、知性に満ち溢れた文章を綴る。おそらく日本で一番有名な文学賞「芥川賞」はもちろん芥川龍之介の名を冠したもの。

芥川龍之介について

芥川龍之介の作品

代表作・有名作品

その他作品

芥川龍之介

芥川龍之介の本名について。

芥川龍之介、森鴎外、中原中也、谷崎潤一郎、坂口安吾……。なぜ文豪の名前というのはこんなにカッコいいのでしょうか。もちろん、ペンネーム、筆名である人も多くおり、後天的にカッコいい名前になった作家もたくさ …

芥川龍之介

芥川龍之介の子ども、息子、子孫について

日本最高クラスの大文豪芥川龍之介。35歳で自殺してしまった芥川龍之介ですが、この遺伝子というのは残っていないのか? 果たしてその子孫はいるのかいないのか、いたとしたら今何をしているか? もしかして作家 …

黒衣聖母

芥川龍之介『黒衣聖母』のあらすじ、感想など。

『黒衣聖母』は芥川龍之介の作品で、1920年、大正9年、芥川龍之介が28歳の時の作品です。舞台は現代で過去を語るというちょっと特殊な形式ですが、切支丹物のひとつ……と言っていいかもしれませんね。 『黒 …

ひょっとこの舞台 吾妻橋

芥川龍之介『ひょっとこ』のあらすじ、感想など。

芥川龍之介に『ひょっとこ』という小説があります。大正3年12月に発表された作品です。まだ『羅生門』とか書く前の、芥川竜之介としては非常に初期に書かれた短編小説です。 『ひょっとこ』のあらすじ 舞台は浅 …

青年と死

『青年と死』のあらすじ、解説

芥川龍之介の『青年と死』は、1914年、大正3年に「新思潮」上に発表された戯曲です。芥川龍之介にとっては、ものすごく初期の作品になります。今昔物語巻四「龍樹俗時作隠形薬語第二十四」を元ネタとし、それを …

芥川龍之介 老年

芥川龍之介の処女作『老年』のあらすじ、解説

芥川龍之介の処女作は、1914年、大正3年に東京帝国大学の文芸誌であった「新思潮」誌上に発表した『老年』です。ちなみに「新思潮」創刊号で『羅生門』を発表してます。 ゴイチドク2016.03.07芥川龍 …

芥川龍之介

芥川龍之介の年表と作品一覧をつくってみた。

芥川龍之介は言わずと知れた大作家ですね。短編小説にかけては天才的で、すさまじい数の物語を十三年ほどで生み出してきました。当ブログでは、取り上げた作品をオススメランキング化したりしております。 ゴイチド …

芥川龍之介全集

『点鬼簿』の意味、あらすじ、その解釈。新原フク、新原ソメ、新原敏三にまつわる物語。

芥川龍之介が書いた小説、『点鬼簿』をご紹介します。初出は1926年、大正15年、『改造』誌上になります。4つの章に分かれた、エッセイのようなとても短い短編小説になります。 『点鬼簿(てんきぼ)』の意味 …

描けない絵

芥川龍之介『夢』 芥川最後の遺稿のあらすじ、感想。

芥川龍之介の『夢』という小説をご紹介したいと思います。本作は実は発表されておらず、遺稿として遺されたもので、死後に見つかったものなのですね。『或阿呆の一生』とか『歯車』とかと同じ出自なわけです。 芥川 …

芥川龍之介全集

芥川龍之介『妙な話』のあらすじ、そしてオチを考察。

芥川龍之介に、『妙な話』というタイトルの妙な話の小説があります。1921年、大正10年に『現代』という雑誌に発表された作品です。確かになかなか妙な話で、ぞっとするような不気味さもあります。 芥川龍之介 …

芥川龍之介全集

芥川龍之介は何派かというと、新思潮派ですが、新思潮派って何?

白樺派だの無頼派だのロマン派だの、国語や社会の授業で何が何やらわからぬまま覚えさせられた文豪の派閥。 芥川賞でおなじみ芥川龍之介という人もこの派閥に属しているのですが、何派かというと新思潮派に属する小 …

アグニの神

『アグニの神』のあらすじ、解説、感想、考察とかとか。

『アグニの神』は1921年(大正10年)に芥川龍之介が『赤い鳥』誌上にて発表した作品です。アグニの神なる神様を遣う占い師を巡る上海が舞台の物語です。ちなみにアグニの神というのは本当にというか、おりまし …

芥川龍之介 ハンカチ

『手巾(ハンカチ)』のあらすじ、解説、感想とかとか。

『手巾』は芥川龍之介が著した小説です。『手巾』は「しゅきん」と読みまして、「しゅきん」とは「ハンカチ」のことです。 1916年の小説で、中央公論にて発表されました。主人公は『武士道』を表した新渡戸稲造 …

芥川龍之介全集

『戯作三昧』のあらすじ、解説、感想とかとか。

『戯作三昧』は、全十五章から成る芥川龍之介の短編小説です。大正6年(1917年)に大阪毎日新聞紙上にて発表された小説で、『南総里見八犬伝』などの戯作を書く曲亭馬琴(滝沢馬琴)が主人公の作品です。 曲亭 …

宝

『三つの宝』のあらすじと感想文を書いてみる。

芥川龍之介に『三つの宝』という小説があります。『魔術』もそうでしたが、芥川龍之介の童話的作品のひとつですね。童話らしく、王子様とお姫様が出てきたりしますし、戯曲形式で台本のように書かれております。 大 …

白い犬

『白』のあらすじ、感想、解説などなど。

芥川龍之介の『白』という小説をご紹介します。白、というのは白い犬のことです。白ちゃんですね。この白が主人公のお話です。ものすごい簡単に言いますと、白という犬が、黒になったりして、いろいろあって黒になり …

葱

『葱』のあらすじ、感想。

芥川龍之介に『葱』という小説があります。文豪にもなると、テーマ『葱』で小説が書けるもんなんですね。うらやましい感性です。1919年に書かれた作品で、なかなか爽やかで、ささやかなりしエールの込められた素 …

蟹

芥川龍之介『猿蟹合戦』のあらすじ、感想など。

芥川龍之介は1923年、『婦人公論』において短編小説『猿蟹合戦』を発表しました。あの『猿蟹合戦』ではありません。あの『猿蟹合戦』の後日談を描いたものです。短編小説というよりももっともっと短く、掌小説、 …

芥川龍之介

芥川龍之介のエピソードなど。

芥川龍之介作品を読み返してはブログに書くという作業をひたすらしているうちに芥川龍之介に多少詳しくなってきた気がするので、ちょっと知ったこと、調べたことをまとめてみようかなと思いました。 芥川龍之介のエ …

芥川龍之介全集

『歯車』のあらすじ、感想などなど。

『歯車』の作者は芥川龍之介です。レインコートを着た幽霊、ドッペルゲンガーみたいなものに出会い、その不安な心境が描かれています。初出は1927年。芥川龍之介が自殺したのは1927年7月24日のことで、途 …