芥川龍之介について

1892年3月1日生まれ。本名、まさかの同じ。カッコいい名前。出身地は東京は京橋区(現中央区)。白樺派とか何派みたいな派閥でいうと、新思潮派に分類される。

日本屈指の大文豪。大正時代に活躍した、日本で最も有名な作家のひとり。恐るべき天才。デビュー作は『羅生門』とされており、代表作としては、初期は『地獄変』や『』、『芋粥』、など『宇治拾遺物語』等の古典をベースにした小説を書き、後期は『河童』や『歯車』『或阿呆の一生』など「ぼんやりとした不安」に関する作品が多い。とにかく大量の傑作を遺した男。

特に初期は古文のような文体。ほとんどの小説が短編作品。『鼻』あたりで夏目漱石に絶賛され、流行作家となった。芸術至上主義者で、知性に満ち溢れた文章を綴る。おそらく日本で一番有名な文学賞「芥川賞」はもちろん芥川龍之介の名を冠したもの。

芥川龍之介について

芥川龍之介の作品

代表作・有名作品

その他作品

芥川龍之介

芥川龍之介の死因 小説を読んでいるだけでは知る由もない部分まで解説

1924年7月24日、芥川龍之介は35歳の若さで東京田端の自宅で精神科医でもあった作家 斎藤茂吉から処方された薬を大量摂取し、自殺しました。よって、死因は服毒自殺です。芥川龍之介が亡くなった7月24日 …

芥川龍之介全集

『舞踏会』鹿鳴館で紡がれる恋物語のあらすじ、解説。

芥川龍之介の『舞踏会』をご紹介します。初出は1920年(大正9年)の雑誌『新潮』1月号上となります。鹿鳴館を舞台にした、小さな恋のお話で、淡く切なく、そしてちょっと儚い物語です。 非常に評価の高い作品 …

芥川龍之介 魔術

『魔術』のあらすじ、感想、解釈などなど。

芥川龍之介の『魔術』という小説をご紹介します。初出は1920年(大正9年)1月。雑誌『赤い鳥』にて発表されました。人間のエゴイズムを抉り出す芥川龍之介らしい一作といえる小説となっています。同じく芥川龍 …

芥川龍之介全集

芥川龍之介のおすすめ作品ランキング

昔々から考えるとほとんどもう芥川龍之介が書いたものは全部読んだんじゃないかなと思うので、芥川龍之介のおすすめ作品ランキングでも作ろうかなと思いました。完全に個人的な趣味ランキングですが。 新思潮派であ …

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『仙人』のあらすじ、解説、感想、オチまで。

芥川龍之介に『仙人』という小説があります。文字通り仙人が出てくる小説なのですが、考えてみれば、芥川の小説にはよく仙人が出てきますね。『杜子春』とかね。 いろいろ調べていて何かおかしいなと思ったのですが …

芥川龍之介全集

芥川龍之介『桃太郎』のあらすじ、感想。

芥川龍之介の小説に『桃太郎』があります。そうです、きび団子で犬猿雉を従えて鬼をやっつけるあれです。しかし、あの昔話の『桃太郎』ではありません。芥川ならではの、あのお伽噺を裏側から見た独特の物語なのです …

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『枯野抄』のあらすじ、感想、解説。

松尾芭蕉の死を前にして、弟子は本当は何を思うのだろう? 『枯野抄』は『羅生門』など数々の名作を書き上げてきた芥川龍之介が作者の小説です。1918年、大正7年に「新小説」誌上にて発表されました。なお、「 …

芥川龍之介全集

『煙草と悪魔』のあらすじ、感想、解説。

  『煙草と悪魔』は芥川龍之介が1916年 に「新思潮」上に著した短編小説です。『羅生門』だの『鼻』だのといった作品と同じ時期に書かれた、かなり芥川龍之介最初期の作品になりますね。『南京と基 …

芥川龍之介 あばばばば

『あばばばば』あらすじ、感想などなど。

芥川龍之介の作品に、『あばばばば』というとんでもないタイトルの小説があります。本作、芥川龍之介の中期から後期における、堀川保吉という男を主人公とした、「保吉もの」と呼ばれる作品の一つです。 あわわわわ …

芥川龍之介 蜜柑

『蜜柑』のあらすじ、感想、分析、主題などなど。

芥川龍之介は、大正八年四月に『蜜柑』という小説を残しました。五月の「新潮」で発表された際は、『私の出遇った事』というタイトルでしたが、後に改題されて『蜜柑』となりました。 横須賀駅からのほんのわずかな …

芥川龍之介 藪の中

『藪の中』のあらすじ、感想、推理と犯人・真相などなど。

真相は、藪の中。なんて言葉がありますね。これは本作『藪の中』から生まれた言葉です。 本作は1922年に「新潮」誌上に発表された作品で、初出時のタイトルは『将軍』。芥川龍之介最後の王朝物作品としても知ら …

芥川龍之介 秋

芥川龍之介『秋』のあらすじや感想。

芥川龍之介と言えば、『鼻』、『地獄変』、『杜子春』、『芋粥』、『羅生門』、『蜘蛛の糸』などなど王朝物を初期に書いており、要するに元ネタがあった作家なのですが、そこから脱却した最初の作品が『秋』です。後 …

芥川龍之介 トロッコ

『トロツコ』のあらすじや考察。

『トロツコ』の作者は、芥川龍之介です。『トロッコ』でなくて、『トロツコ』なんですね。芥川龍之介においては、中期に位置する作品で、1922年に発表されました。青年が少年時代の過去の記憶に基づいて書いた小 …

芥川龍之介 河童

『河童』のあらすじ、感想、解説など。

『河童』の作者は芥川龍之介です。芥川の後期の作品で、『歯車』や『或る阿呆の一生』などと並び、晩年の代表作の一つとして名高い作品です。神経衰弱に陥っていた芥川龍之介の心理状態が色濃く反映されており、芥川 …

芥川龍之介 芋粥

芥川龍之介『芋粥』のあらすじ、感想、解説などなど。

『芋粥』の作者は、芥川龍之介です。1916年に発表された作品で、芥川龍之介の初期作品、王朝物として知られています。『今昔物語集』の一説を膨らませた作品となっています。 さて、そもそも芋粥とは何なのか。 …

芥川龍之介 鼻 あらすじ 感想 解説

『鼻』のあらすじ、感想、解説などなど。

『鼻』は、芥川龍之介が初期に著した短編小説で1916年に発表されました。今から100年以上も前の作品なのですね。『今昔物語』の「池尾禅珍内供鼻語」および『宇治拾遺物語』の「鼻長き僧の事」を題材に取って …

地獄変

『地獄変』のあらすじ、解説、感想など。

芥川龍之介の『地獄変』という小説をご紹介します。もともと『宇治拾遺集』という本の中の『絵仏師良秀』という一節があり、それを芥川龍之介が膨らませて書いたものになります。芸術至上主義たる芥川の思いが感じら …

蜘蛛の糸,あらすじ,感想,伝えたいこと

『蜘蛛の糸』のあらすじとか感想、伝えたいこととか。

『蜘蛛の糸』の作者は、芥川龍之介ですね。芥川龍之介の代表作のひとつです。1918年の作品で、今から100年近く前に書かれた小説ですね。 説話的と言いますか、まるで童話のような物語です。というか、そもそ …

芥川龍之介 杜子春・南京の基督

『南京の基督』のあらすじ、解説、感想などなど。

『南京の基督』という小説は、芥川龍之介の初期作品になります。大正九年六月二十二日の作品だそうで、谷崎純一郎の『秦淮の一夜』に影響を受けた作品、と小説末尾に書かれています。(正しくは、谷崎純一郎の『秦淮 …

杜子春 洛陽

『杜子春』のあらすじ、感想などなど。

『杜子春』という小説の作者は、ご存じ芥川龍之介です。『杜子春』の読み方は、(とししゅん)です。杜子春というのは、主人公の名前でして、この男はお金持ちのボンボン息子であります。童話的なお話で、非常にわか …