アーネスト・ヘミングウェイ

1899年7月21日、シカゴ郊外オークパークに生まれる。六人兄弟の長男。父クラレンス・ヘミングウェイから釣りやボクシングや射撃の手ほどきを受けて少年期を過ごす。

第一次世界大戦、第二次世界大戦、両方経験しており、極めてマッチョな経験に裏付けされた、マッチョな文章を書く文豪。シンプルに行動でねじふせていくような趣がある。探偵フィリップ・マーロウを生み出したレイモンド・チャンドラーや、ダシール・ハメットと並び、ハードボイルド文学の祖として評されている。言わずと知れたノーベル賞作家。また、6本指の猫を愛する無類の猫好き。

恋多き男で、幾度も3回の離婚と4回の結婚をしている。

1954年に発表した『老人と海』が高く評価され、ノーベル文学賞を受賞。しかし、その後航空事故に遭い、授賞式を欠席。マッチョなヘミングウェイが力を発揮することができなくなったことと因果関係があるやなきや、自己の後遺症として躁うつ病を患い、ついに1961年、ショットガンで自殺した。

なお、ヘミングウェイ家は自殺が多い家系で、父クラレンス・ヘミングウェイはピストル自殺、妹のアーシュラ・ヘミングウェイは薬物の過剰接種で自殺、弟のレスター・ヘミングウェイも拳銃自殺、さらに孫娘のマーゴ・ヘミングウェイも祖父アーネストヘミングウェイと35年後の同じ日に、薬物の多量摂取で自殺している。

生涯母の精神病にとらわれ続けた芥川龍之介に境遇としては近いのかもしれないが、ヘミングウェイが遺した作品自体はそうした精神的な悩みとは無縁である。

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老人と海

『老人と海』のあらすじ、解説、感想とかとか。

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