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2018/07/30 -純文学
『蟹工船』は1929年に発表された純文学作品です。いわゆるプロレタリア文学として最も広く知られる作品ですね。今なお読み継がれている名作で、2008年には日本国内が不況すぎたせいで、突如としてブームにな …
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2018/07/23 -純文学
日本で最も有名といっても過言ではない文豪、夏目漱石の代表作『こころ』。表記的には、『こゝろ』ですかね。 おそらく日本国民のほとんどが教科書で必ず一度は目にしている作品です。決して明るい作品ではなく、主 …
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2016/08/17 -太宰治
『走れメロス』は太宰治が書いた小説ですね。1940年に成立した作品で、ギリシャ神話やシラーというドイツの詩人が書いた『人質』という作品に影響を受け、書かれたとされています。国語の本によく載っている作品 …
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2016/08/16 -梶井基次郎について
『桜の樹の下には』という小説のあらすじや解説、感想を交えてご紹介いたします。作者は梶井基次郎です。そう、『檸檬』とか『城のある町にて』で有名な梶井基次郎さんです。1928年、昭和3年に『詩と評論』誌上 …
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2016/08/15 -純文学
『桜の森の満開の下』は、坂口安吾が発表した小説です。実に恐ろしい小説ですね。大好きです。 スポンサーリンク 『桜の森の満開の下』のあらすじ 桜の森の満開の下には、まあまず間違いなくお花見の人で一杯です …
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2016/08/13 -純文学
『堕落論』は坂口安吾が著した評論文です。タイトルをご存じの方も多いでしょう。無頼派坂口安吾と言えば『堕落論』と暗記された方もいらっしゃるでしょう。ところが、読んだことない方もきっと多いはず。ということ …
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2016/08/12 -芥川龍之介について
芥川龍之介の『地獄変』という小説をご紹介します。もともと『宇治拾遺集』という本の中の『絵仏師良秀』という一節があり、それを芥川龍之介が膨らませて書いたものになります。芸術至上主義たる芥川の思いが感じら …
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2016/08/09 -宮沢賢治
『風の又三郎』は、かの宮沢賢治が書かれた小説です。生前未発表の小説で、宮沢賢治の死後に『風の又三郎』は発表されました。名前はなんか聞いたことあるけど、読んだことなかったわ、という方はとても多いのではな …
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2016/07/30 -宮沢賢治
セロ弾きのゴーシュは、宮沢賢治の小説ですね。楽隊でセロ、セロはチェロですね、チェロ担当のゴーシュさんのお話です。 スポンサーリンク セロ弾きのゴーシュ あらすじ 金星音楽団でセロを弾く担当のゴーシュは …
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2016/07/27 -純文学
つい先日、第155回芥川賞を受賞されました、『コンビニ人間』を読みました。2016年6月号の文学界で発表された作品です。 芥川賞というと、いわゆる芥川龍之介の名を関する純文学で、大衆文学の直木賞よりも …
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2016/06/01 -純文学
『春琴抄』は文豪谷崎純一郎の代表作です。昭和八年、谷崎潤一郎四十八歳の時の作品です。そのあらすじや感想などを書いてみました。今なら、青空文庫でも読めるんですね。昭和二十六年初版の新潮文庫のデザインがカ …
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2016/05/26 -森鴎外
『山椒大夫』は、森鴎外の小説ですね。『高瀬舟』なんかもそうでしたが、本作も昔から存在したお話をベースに作り上げた作品でして、今回は中世に存在した『さんせう太夫』というお話を下敷きにしています。このお話 …
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2016/05/24 -純文学
『変身』は、オーストリアの作家であるフランツ・カフカが書いた小説です。1912年に書かれ、1915年に出版されました。3つの章で構成されております。 カフカの『変身』、あらすじ 外交販売員グレーゴル・ …
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2016/05/23 -芥川龍之介について
『蜘蛛の糸』の作者は、芥川龍之介ですね。芥川龍之介の代表作のひとつです。1918年の作品で、今から100年近く前に書かれた小説ですね。 説話的と言いますか、まるで童話のような物語です。というか、そもそ …
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2016/05/20 -純文学
『山月記』は中島敦の作品です。この美しい漢文調の文体、若かりし頃にこそ読むテーマでして国語の教科書に取り上げられるべき小説ですね。事実多くの教科書で採用されているようです。 『山月記』のあらすじ 隴西 …
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2016/05/19 -宮沢賢治
『銀河鉄道の夜』は、宮沢賢治の代表作ですね。1933年に宮沢賢治はなくなるのですが、その死後に草稿の形で出てきたものになります。『雨ニモ負ケズ』に劣らず有名な作品でしょうが、意外とどんな話かご存じない …
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2016/05/18 -志賀直哉
『城の崎にて』の作者は、志賀直哉ですね。1917年、大正6年、同人誌「白樺」にて発表されました。『城之崎にて』でも『城崎にて』でも、もちろん『木野崎にて』でもなく、『城の崎にて』というのが正しいタイト …
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2016/05/17 -志賀直哉
『小僧の神様』は、小説の神様といわれる志賀直哉の小説ですね。1920年、志賀直哉37歳の年の作品です。「白樺」にて発表されました。異様に寿司が食いたくなる小説ですね。 ちなみに、本旨と関係ないですが、 …
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2016/05/16 -芥川龍之介について
『南京の基督』という小説は、芥川龍之介の初期作品になります。大正九年六月二十二日の作品だそうで、谷崎純一郎の『秦淮の一夜』に影響を受けた作品、と小説末尾に書かれています。(正しくは、谷崎純一郎の『秦淮 …
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2016/05/11 -芥川龍之介について
『杜子春』という小説の作者は、ご存じ芥川龍之介です。『杜子春』の読み方は、(とししゅん)です。杜子春というのは、主人公の名前でして、この男はお金持ちのボンボン息子であります。童話的なお話で、非常にわか …